システムエンジニアにあるあるなのが、他人に任せるよりも自分でやったほうが早いと考える人です。
多くの場合は、何かしら仕事を頼まれた時に言われたことがあるなんて人が多いのではないでしょうか。

多くのシステムエンジニアは手持ち無沙汰なのが嫌いなので、なにか作業をしていないと落ち着かないという人が多いようです。そのための照れ隠しと言いますか、言い訳の常套文句ですので言われたことがある人は気にする必要はないでしょう。

私も人に仕事ややってほしいことを頼むのですが、一度仕事が一段落してしまうと何かしていないと時間が無駄に過ぎ去ってしまうような気がしてしまい、よくこの常套文句を使ってしまいます。もしそうした場合は、素直に仕事を譲ってあげるか、別のことを提案してあげるのが、トラブルの少ない方法です。

意固地になってしまうと、それが原因で思わぬトラブルを引き起こしたりしてしまいますので注意が必要です。暇なんだなくらいの感覚で受け止めてもらえることが、一番スッキリとした形で収まるかと思います。逆に、嫌味であったとしても、自分の仕事が一つ減ったと考えることで、自分は楽ができるという考え方もできるので、そこまで嫌味にならない言葉としても使えます。

自分のほうが早くできるからまかしてよと後輩に言っておけば、いい先輩を演じることも容易ですし、自分の暇な時間をなくせることもできるので一石二鳥の魔法の言葉です。逆に、この言葉が出ない時は本当に忙しいと考えることも出来ますので、この言葉を聞くために仕事を頑張るというのも一つのモチベーションを上げる良い手段になるのではないでしょうか。