システムエンジニアやIT関連の業界にいると、ついつい専門用語を使ってしまいがちです。これは、IT業界の人間にはあるあるなことなのですが、他の業界の方と話をするときに会話が噛み合わ無いということが実に多くあります。

多くは、自分たちが一般的だと思っている用語が専門用語だったりするのですが、それに気づかずに使用してしまうことからこのあるあるが起きます。私も、仲の良い友人と会話をしている時に、ついついパソコンの話題で盛り上がってしまった経験があるのですが、周りの人たちがポカーンとしているのでどうしたのか聞いてみるとまったく会話の意味が理解できなかったと言われました。

実際そのようなことに気を遣って言葉を選んでいるつもりでも、その選んだ言葉が専門用語だったりしたのでどうしようもありません。よく使ってしまいがちなのが、P2P、アラート、シェアウェア、ドネーションウェア、コンプライアンス、ストレージ、保守、プログラミング言語各種、16進数などです。そして、混同してしまいがちなのが、レイヤーなどの言葉です。

レイヤーは階層などのことですが、絵を書く人やデザイン関連の人にとっては、絵の階層であったりオタクな人にとってはコスプレイヤーだったりするので、話がこんがらがってしまったこともあります。一般人にとって、プログラミング言語各種の話は絶対についていけない話題ですので、誰かしら一般人と話す場合は、その話題を避けたほうが絶対に良いでしょう。話すとすれば、プログラミング言語と一つに括ってしまって話すと相手もわかりやすいし、こちらも余計な説明をする手間が省けるので、人に説明する場合はぜひその方法を活用してみると良いでしょう。